ビートルズ講座

●内容
 昨年のビートルズ講座は、「ビートルズが愛した女たち」と題して、ビートルズに関わった女性たち三人を論じることによりビートルズ研究に新たな解釈を加えました。本年度は「ビートルズになれなかった男たち」と題し、ビートルズのオリジナル・メンバーであったスチュワート・サトクリフとピート・ベストの二人が、ビートルズというバンドに残した足跡を分析・検証します。ライブ演奏には、加藤登紀子、山下達郎、竹内まりあ等のギタリストとして活躍中の告井延隆が、アコースティック・ギター一本でビートルズ・ナンバーを表現します。加えて、全国でライブ活動を展開中のロックバンド、ピンチコックス(全員山口大学卒)が、新しい感性でビートルズ・ナンバーに挑みます。 

●開催日時  5月23日〜5月30日 毎週日曜日 計2回(18:00〜21:00)
●開催場所  ライブハウス BIG・HIP(宇部市:宇部新川駅近く)
●講師  ・福屋 利信 (留学生センター 教授)ホームページhttp://www.t-fukuya.net/
      ・告井 延隆(音楽家)
      ・ピンチコックス(音楽家)
●講義のテーマ
 「ビートルズになれなかった男たち」
1. 5/23 ビートルズのオリジナルメンバー、スチュアート・サトクリフの生涯を紹介し、彼がビートルズにもたらした実存主義を分析・検証する。(ライブ:告井延隆)
2. 5/30 ビートルズのオリジナルメンバー、ピート・ベストの人生を紹介し、彼がビートルズに残した足跡を分析・検証する。(ライブ:ピンチコックス)

●お知らせ
 本講座の内容だけでなく、福屋先生のこれまでの研究成果がぎっしり詰まった 『ビートルズ都市論』(幻冬舎新書)が9月28日発売される予定です。 

 ライブハウスBIG・HIPは1998年にオープン。自由な表現の場としてOpen Band Dayを設けています。「まず出る、出ればきっと楽しい」の精神で数々のミュージシャンの表現の場となっています。

 



 今年度のテーマは「ビートルズになれなかった男たち」
 前半は福屋利信教授の講義、後半はライブです。


 1日目の講義では、スチュアート・サトクリフの生涯を紹介し、彼がビートルズにもたらした実存主義を分析・検証しました。


 福屋教授の話の後には、告井延隆氏のライブ。アコースティック・ギター一本でビートルズ・ナンバーを表現。


 ビートルズの曲を聞きながら、今日の前半の講義の内容について、各々が振り返ります。



 2日目の講義は、ピート・ベストの人生を紹介し、彼がビートルズに残した足跡を分析・検証しました。



パネルを使って説明する福屋利信教授

 



 ミュージシャン・作曲家・プロデューサーとして全国で活躍している辻畑 鉄也氏(宇部市出身)も駆けつけてくれました。



 水本諭氏も飛び入り参加。豪華メンバーによって会場は盛り上がりました。

      


 山口大学出身のロックバンド、ピンチコックス。修業時代は小さな空き家で暮らしながら作曲活動をしていたそうです。



 新しい感性でのビートルズ・ナンバーを聞きながら二日間の講義を振り返ります。