認知症を理解する
-家族のための心身の健康と介護力アップ講座-

【2回目:5月15日】


 

●内容
  認知症について、また、認知症の方や御家族の方の心身のストレスの緩和方法や介護ケア技術を学ぶための講座です。また、認知症疾患センターを併設している沖縄の嬉野が丘サマリヤ人病院の小林裕人先生より「認知症についての理解を深めよう」という講座もあり、そのなかで沖縄でいきいきと生活をする高齢者の話もきくことができます。

●開催日時  5月8日、15日 土曜日 計2回(13:00〜16:00) 

●開催場所  山口大学:小串キャンパス 総合研究棟(宇部市)


●講師  ・藤澤怜子(大学院医学系研究科・教授)
       ・堤雅恵(大学院医学系研究科・教授)
       ・稲垣順子(大学院医学系研究科・准教授)
       ・加瀬田暢子(大学院医学系研究科・講師)
       ・生田奈美可(大学院医学系研究科・助教)
       ・河村敦子(大学院医学系研究科・助教)
       ・小林裕人(医師)

 

★ 第2日目(5月15日)は、山口大学大学院医学系研究科・教授の藤澤怜子先生による「知って得する看護技術と物理学の関係」という講義の後、実習室に移動して、大学院医学研究科・助教の生田奈美可先生と河村敦子先生による「援助技術の基本を学ぼう、ポジショニング・体位変換の考え方と実際」という実習がありました。最後に、山口大学大学院医学系研究科・教授の堤雅恵先生から「認知症の方への適切な対応とは」という講義がありました。

 



藤澤怜子先生「知って得する看護技術と物理学の関係」

看護の技術は科学的根拠を保ちながら個々の生活様式に即した応用に堪えうる、柔軟性・人間性のある技術です。



椅子から立ち上がる時の重心

実際、どのような重心がかかっているのでしょうか



ベッド上でのポジショニングを説明する生田奈美可先生



グループに分かれて実際にやってみましょう



直接指導する河村敦子先生



実際にやってみると容易ではありません



最後に堤雅恵先生「認知症の方への適切な対応とは」



受講者からはたくさんの質問が寄せられました