講座1:歩いて学んで理解するカタログにない秋吉台



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内容
 

 

 秋吉台は貴重な自然を有する特別天然記念物に指定されています。この自然は、長年、草原を保つための山焼きを実施することで守られてきました。しかし、近年、周辺地域の高齢・過疎化によりその実施が困難になってきました。本講座は、受講される皆様とともに、この地域で長年、秋吉台を愛し守ってきた人々の話しを聞き、ともに草原を歩くことで、この秋吉台の自然を守ることの意義を考えていこうというものです。




  ●開催日時

 04月20日(土)〜04月21日(日)

  ●開催場所  秋吉台上ほか

  ●講師

・高橋肇(農学部・教授)
・配川武彦(秋吉台エコミュージアム・前館長)
・吉屋康男(とってもゆかいな秋吉台ミーティング)
・荒木陽子(秋吉台科学博物館・学芸委員)
・田原義寛(秋吉台エコミュージアム・自然解説指導員)

  ●講座の概要
月 日 時 間 講義内容 担当講師
1日目 4月20日(土) 10時00分〜12時00分 秋吉台入門 田原義寛
13時00分〜17時00分 秋吉台上草原の散策と自然観察 高橋肇・吉屋康男・配川武彦
2日目 4月21日(日) 9時00分〜11時00分 秋吉台の湧水と水の流れ 配川武彦
11時00分〜13時00分 秋吉台の草原を保全する 荒木陽子
  ●協力  とってもゆかいな秋吉台ミーティング
  ●後援  美祢市、秋吉台家族旅行村
  ●受講者数  25人
  ●講座の様子
 
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受講生の声

今年度から田原先生にお話をいただきました。たくさん実感(時代の流れ等)できる様々な準備物を用意して下さり、
親しみやすい語りかけで、分かりやすく教えていただきました。午後からの講座でしたが大変有意義なひとときでした。
実際に歩き、見て感じる秋吉台は本当に心を癒やす場所であり、学術的にも非常に大切な場所をみなさんが
ほこりに思い、保存されていることに感謝しながら参加させていただきました。(60才代・女性)

秋吉台を身近に感じることが出来、興味が湧いてきました。
秋吉台の花が少なくなってきていると思っていましたが、そのままでは減少していくということがよく解りました。
(草原、お花畑)プロジェクトはすばらしい事と思います。
これから草原散策を違った角度で楽しめそうに思いました。
ジオパークも新しいことで興味が持てました。(60才代・女性)

地質学、植物学等多くの切口で解説されておもしろかった。(60才代・男性)