講座6:難病は治せるか



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内容
 

 

 厚生労働省指定の「難病」は130疾患あり,脳や末梢神経の病気をはじめ膠原病,消化器,目の病気など多岐に渡ります。これまで治療法がなく「治らない」と考えられていた疾患に対して治療薬や治療法が開発され,治る可能性を期待させるものもあります.この講座では「難病は治せるか」というタイトルで各分野の専門の先生方に難病を中心とした病気の最新の治療法について講演します。





  ●開催日時

06月03日〜07月08日 毎週月曜日 計6回  18時00分〜19時00分

  ●開催場所  宇部:小串キャンパス

  ●講師

・川井元晴(大学院医学系研究科・准教授)
・木村和博(医学部附属病院・講師)
・古賀道明(医学部附属病院・講師)
・小笠原淳一(大学院医学系研究科・助教)
・橋本真一(大学院医学系研究科・助教)
・久保誠(医学部附属病院・助教)

  ●講座の概要
月 日 時 間 講義内容 担当講師
1回目 6月3日(月) 18時00分〜19時00分 認知症は治せるか 川井元晴
2回目 6月10日(月) 網膜色素変性症治療の最新の知見と現状 木村和博
3回目 6月17日(月) パーキンソン病治療に挑む 古賀道明
4回目 6月24日(月) リウマチ・膠原病の治療 久保誠
5回目 7月1日(月) 末梢神経障害「しびれ」の治療 小笠原淳一
6回目 7月8日(月) 炎症性腸疾患診療の現在とこれから 橋本真一
  ●共催  (一社)山口大学医師会
  ●受講者数  59人
  ●講座の様子

 
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受講生の声

・この公開講座は、大変有意義でした。ありがとうございました。 各講師とも課題について専門性をかなり混じえながら、一時間という短い時間内に
要領よくまとめておられ、大変理解しやすく、またいろいろと参考になるヒントを得る事ができました。 今後とも同様な講座を是非お願いします。
(60才代・男性)

・今回の「難病は治せるか」については「認知症」以外はあまり身の回りに発病した方々がいなかったのと、やゝ難解な部分もあったりしましたが、現代の
医学の在り方や進歩が分かり勉強になりました。また、先生方がご苦労されて資料など作成されましたことに謝意を申します。(70才代・男性)

・大学の公開講座だけあって内容が高度でした。特に神経内科のお話はむつかしく、講座を通してわかったことは難病とは自己免疫疾患が占めること
くらいでした。疫学的な事がわかれば難病とはいわないであろうことはわかりますが、ある程度の例があったらなと思いました。最新の治療法が紹介
されていてよかったです。(70才代・女性)