講座12:大学論2−日本の大学の課題解決の方法を探る−



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内容
 

 

 4年制大学の進学率が50%を超え、同級生の2人に1人は4年制の大学に通っています。このような高等教育の「ユニバーサル化」が急速に進行しているにもかかわらず、高校生はもちろん、保護者も現在の大学の実態はほとんどわかっていないと思います。実は今、大学は皆さんが想像する以上に徐々に変化してきているのです。今回の講座では、前半の2回は、ユニバーサル段階を迎えている日本の大学の内部でどのような現象が発生しているのかを明らかにします。3,4回目は前半2回で出てきた課題をどのように解決していくのかについて、さまざまな「処方箋」を示します。そして最後に日本の今後の方向性について受講生と協議します。
※昨年「大学論1」を受講されていない方も是非ご参加下さい。




  ●開催日時

 07月06日〜08月03日 毎週土曜日 計5回  13時00分〜15時00分

  ●開催場所  山口:吉田キャンパス

  ●講師

・小川勤(大学教育センター・教授)

  ●講座の概要
月 日 時 間 講義内容 担当講師
1回目 7月6日(土) 13時00分〜15時00分 日本の大学の課題を明らかにする その1
(学習意欲、成績評価、学習時間など)
小川勤
2回目 7月13日(土) 日本の大学の課題を明らかにする その2
(定員割れ、留学生の受入、教員の意欲)
3回目 7月20日(土) 日本の大学の課題をいかに解決するか その1
(アクティブラーニング、ポートフォリオ)
4回目 7月27日(土) 日本の大学の課題をいかに解決するか その2
(ルーブリック評価、アウトカム評価とIRなど)
5回目 8月3日(土) 今後の高等教育改革の方向性
  ●受講者数  7人
  ●講座の様子
 
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過去の受講生の声

・分かりやすくていねいな説明だったのでよかった。質問などにも答えて下さったのでとても身近に感じられてよかった。
(30才代・女性)

・レジュメや資料が整えられていたので復習にも参考になりました。時間数が少なかったように感じます。
小川先生のお話、わかり易く易く―惚け気味の私ですが―安心してお聞きいたしました。
大学教育の進化・深化を実感させられています。(70才代・女性