講座6:ペットボトルエコロジー



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内容
 

 

 あなたは金魚鉢で金魚をうまく飼うことができますか?鉢植えの植物を大きく育てることができますか?こんな身近な課題が、豊かな自然を維持するための重要なヒントを与えてくれます。そしてそれらのヒントから、加速している環境破壊を食い止める答えを導き出せるに違いありません。この講座では、密閉したペットボトル内に疑似生態系を作り、生物を維持させる課題を実践しながら、生態系や地球環境について考えます。


  ●開催日時

 5月24日〜6月28日 土曜日 計4回  13時00分〜16時15分

  ●開催場所  山口:吉田キャンパス

  ●講師

・杉井学(メディア基盤センター・准教授)

  ●講座の概要
月 日 時 間 講義内容 担当講師
1回目 5月24日(土) 13時00分〜14時30分 講義:「極限に生きる生物たち」
    地球環境の成り立ちと生物環境
杉井 学
14時45分〜16時15分 実習:ペットボトル内に生態系を作る(設計)
2回目 5月31日(土) 13時00分〜14時30分 講義:「金魚鉢と鉢植えの科学」
    物質・エネルギー循環と食物連鎖
14時45分〜16時15分 実習:ペットボトル内に生態系を作る(実践)
3回目 6月14日(土) 13時00分〜14時30分 講義:「ホタルの復活は環境保全の証か?」
    生物資源管理と外来生物
14時45分〜16時15分 実習:ペットボトル内に生態系を作る(実践)
4回目 6月28日(土) 13時00分〜14時30分 講義:「恐竜はなぜいなくなったのか?」 
環境汚染と絶滅
14時45分〜16時15分 実習:ペットボトル内に生態系を作る(考察)
  ●受講者数  9人
  ●講座の様子



 
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受講生の声

・実際にミジンコを家に持ち帰って観察してみるのが楽しかったです。自然や地球のことなど新たなことが分かって毎回驚きがありました。(30才代・女性)

資料が簡潔で、かつ先生の話もわかりやすくて内容がよく理解できた。ペットボトル内生態系実験については、1回目に失敗したが、2回目に
成功したのは、嬉しかった。特に1回目の失敗は個人であれば諦めてしまったと思うが、集団学習であったので、成功体験を味わうことができたと思う。
講義とグループワーク(実験)+個人内学習があり、知識+実践が両者あった講座の計画がよかった。(40才代・男性)