講座8:がんとストレス



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内容
 

 

 癌はわが国の死因の第一位となっており、今一番治療法の発展が期待される疾患の一つです。また、先進国の日本においてストレスに悩まされる人口は激増しており、いかにストレスとうまく付き合うかが質の高い生活を送る鍵となっております。この講座では癌とストレスに焦点をあてて、ストレスと生体の反応や病気との関係、癌とストレスとの関係、癌治療に向けての研究の現状などをお話しいたしします。


  ●開催日時

 6月2日〜7月7日 月曜日 計6回  17時00分〜18時00分

  ●開催場所  宇部:小串キャンパス

  ●講師

・渡邉義文(大学院医学系研究科・教授)
・藏滿保宏(大学院医学系研究科・准教授)
・硲 彰一(大学院医学系研究科・准教授)
・松尾幸治(大学院医学系研究科・准教授)
・松原敏郎(医学部附属病院・講師)
・北川孝雄(大学院医学系研究科・助教)

  ●講座の概要
月 日 時 間 講義内容 担当講師
1回目 6月2日(月) 17時00分〜18時00分 ストレスと免疫 渡邉義文
2回目 6月9日(月) ストレスとうつ 松尾幸治
3回目 6月19日(月) 緩和ケアって何? 松原敏郎
4回目 6月23日(月) がん治療とストレスの関係 硲 彰一
5回目 6月30日(月) 癌治療のための蛋白質発見へ向けて 藏滿保宏
6回目 7月7日(月) 癌化メカニズムの解明へ―治療のための基礎研究― 北川孝雄
  ●受講者数  40人
  ●講座の様子


 
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受講生の声

・"ガン""ストレス"の両方とも私にとってとても身近に感じられ興味深い講座でしたので今回の受講を決めたのですが(祖父を胃ガンで亡くしています)
毎回先生が違った方向から焦点をあてて専門的なことも写真や図解を用いてわかり易く説明されたのでガンに対する知識が増えたように思います。
(40才代・女性)

・「がんとストレス」という講座でしたが、全体にバランスのとれた内容(神経科と生化学)で、出席して満足でした。後半の生化学については、
がん細胞の遺伝子変化等が興味深く、参考になりました。(70才代以上・男性)