講座23:俵山を歩いて暮らしの伝承を学ぶ



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内容
 

 

長門市俵山は古くから湯治の場として知られていました。その周囲では豊かな自然にはぐくまれた農村の暮らしが展開されています。講義を聴き、街中で湯につかり、地元の人たちと交流し、また周囲を歩きながら湯治の街の暮らしを体験してもらうのがこの講座の目的です。平成26年のテーマは「長門の民俗」とします。地域から学ぶだけでなく、この地域に暮らす人たちとの交流を通じて、地元の人たちとともに地域の魅力を再発見することをこの講座の趣旨とします。




  ●開催日時

 10月4日(土)13時00分〜16時00分、10月5日(日)09時00分〜12時00分   

  ●開催場所  俵山温泉

  ●講師

・坪郷英彦(人文学部・教授)
・山本寛孝(白猿山薬師寺・住職)
・金谷 匡人(山口県文書館・副館長)

  ●講座の概要
月 日 時 間 講義内容 担当講師
1回目 10月4日(土) 13時00分〜16時00分 講義・実習 「俵山温泉周辺の民俗探訪」 山本 寛孝
2回目 10月5日(日) 9時00分〜10時30分 講義 「長門の住まい習俗」 坪郷 英彦
10時30分〜12時00分 講義 「江戸時代の地誌から長門の民俗を語る」 金谷 匡人
  ●協力・後援 協力:ゆうゆうグリーン俵山
後援:山口県、長門市
  ●受講者数  28人
  ●講座の様子


 
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受講生の声

・雨蛇伝説と梅雨左エ門等々の民俗学の研究、おもしろく、又、物語を考えることに参考になりました。(70才代以上・男性)

・昔から伝わる物、文化を大切に(ここに私たちのくらしの宝が)保存しておられる姿に感心しております。また、温泉のよさを体感し、心も体も
いやされた講座でした。(60才代・女性)

・講座で、地元に伝わる話(実体験者の)はとても興味深かった。交流会で地元の方、参加者の話を聞くのが楽しみで、いろいろ参考になる事を教えて
いただきます。交流会はもう一つの講座です。郷土料理もおいしくて俵山の皆様ありがとうございました。(50才代・女性)