講座13:小さな地球の作り方〜地球環境(生態系)のしくみを知る〜










講座の趣旨・目的等 金魚をうまく飼うことやきれいなアサガオの花を咲かせることは、小学校で出される何気ない課題でありながら、地球環境を維持するための大切な“学び“を含んでいます。加速していく地球温暖化、止まらない環境汚染など、地球環境の存続が危ぶまれる状況にありながら、私たちはその原因と生態系とのつながりを理解してきたでしょうか。 この講座では、小学校での課題をもう少し発展させて、密閉したペットボトル内でミジンコやエビを育てながら、生物の不思議な生活や大切な地球を守るために必要なことを学びます。子供には今まさに知ってほしいこととして、大人にはこれから伝えてほしいこととして解説します。
開催日時 7月22日(水)、7月23日(木)、8月6日(木)、8月20日(木)  13:00〜16:15  計4回
開講場所 山口市:吉田キャンパス
講 師 杉井 学(国際総合科学部・准教授)

講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
7月22日(水) 13:00〜14:30 講義「こんなところに暮らす生物がいたんだ!」地球環境の成り立ちと生物環境 杉井 学
14:45〜16:15 実習「ペットボトルに小さな地球を作る(設計)」
7月23日(木) 13:00〜14:30 講義「食うものと食われるもの」物質・エネルギー循環と食物連鎖
14:45〜16:15 実習「ペットボトルに小さな地球を作る(実践)」
8月6日(木) 13:00〜14:30 講義「カダヤシってなに?」生物資源管理と外来生物
14:45〜16:15 実習「ペットボトルに小さな地球を作る(実践)」
8月20日(木) 13:00〜14:30 講義「恐竜はなぜいなくなった?」環境汚染と絶滅
14:45〜16:15 実習「ペットボトルに小さな地球を作る(まとめ)」
共 催 山口市
申し込み人数 20 名
受講生の声 ・観察し、自分で考える講座を受けたのは初めてでした。とてもとても楽しかったです。ニュース等での環境問題に関心をもつようになった。何事にも「なぜかな?」と考えるようになった。(60才代・女性)

・ミジンコというひとつの生物が生かされるためにはあまた多数の因子が定性、定量的に釣り合っているから…という事が体験することが出来た。
やはりラブロックの考え方が自然(じねん)と思えた。(自然(じねん)とは人も含めた自然(しぜん)) 人も自然のひとつである。(デカルトは間違っていた)(60才代・男性)