講座の趣旨・目的等 |
日本近世期は、商業出版が成立し興隆した時代です。江戸の書肆須原屋市兵衛の出版活動から、出版の制度や機構、文化について論じます。また、須原屋市兵衛が出版した『解体新書』は、内容については数多くの研究がなされていますが、物としての書誌学的解明をおこないます。 |
開催日時 |
10月31日~11月28日 土曜日 13:30〜15:00 計4回 |
開講場所 |
山口市:吉田キャンパス |
講 師 |
松田 泰代(人文学部・准教授)
|
講座の概要 |
開講日 |
開講時間 |
講義内容 |
担当講師 |
10月31日(土) |
13:00〜15:00 |
二つの『解体新書』:版と刷 |
松田 泰代 |
11月14日(土) |
須原屋市兵衛と『解体新書』
:著作成立過程と出版 |
11月21日(土) |
『解体新書』と『物類品隲』にみる
板木のはなし:板木流通と版権 |
11月28日(土) |
二人の須原屋市兵衛:初代と二代目 |
|
申し込み人数 |
6名 |
受講生の声 |
・江戸時代の出版、流通事情について知ることができて楽しかったです。システムが思った以上に整備されていたのに驚きました。(50才代・女性)
|