講座4:歩いて、学んで、理解する。カタログにない秋吉台







講座の趣旨・目的等 秋吉台は貴重な自然を有する特別天然記念物に指定されています。この自然は、長年、草原を保つための山焼きを実施することで守られてきました。しかし、近年、周辺地域の高齢・過疎化によりその実施が困難になってきました。本講座は、受講される皆様とともに、この地域で長年、秋吉台を愛し守ってきた人々の話しを聞き、ともに草原を歩くことで、この秋吉台の自然を守ることの意義を考えていこうというものです。
開催日時 4月23日(土)10:00〜17:00、4月24日(日)10:00〜13:00
開講場所 秋吉台上ほか
講師 高橋 肇(大学院創成科学研究科(農)・教授)
配川 武彦(秋吉台エコミュージアム・前館長)
吉屋 康男(とってもゆかいな秋吉台ミーティング)
荒木 陽子(秋吉台科学博物館・学芸委員)
松井 茂生(秋吉台草原ふれあいプロジェクト代表)
講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
4月23日(土) 10:00〜12:00 講義「秋吉台の草原の魅力と自然」 松井 茂生
13:00〜17:00 実習「秋吉台上草原の散策と自然観察」 高橋 肇
吉屋 康男
配川 武彦
4月24日(日) 10:00〜11:00 講義「秋吉台の湧水と水の流れ」 配川 武彦
11:00〜13:00 講義「秋吉台の草原を保全する」 荒木 陽子
共催等 【共催】美祢市
【協力】とってもゆかいな秋吉台ミーティング
【後援】秋吉台家族旅行村
申し込み人数 24名
受講生の声


・講師の方々、多くのスタッフの方々の協力体勢のお陰で有意義な2日間が過ごせました。12回目と聞き、ビックリ!大好きな秋吉台だからもっと知りたいと思いの参加でした。広大な自然の台地。数年毎に巡回する場所も異なるのでしょうか。来年も是非参加したいと思います。長年に渡る、草原と秋吉台住民との関わりにより守られて現在があり、そして未来へつなげていく事の大切さ、何らかの協力ができたら…とも思いました。(70歳以上・女性)

・講義の3名の講師の方のお話が、それぞれに特徴があり、しかしながらそれが秋吉台のことにすべてつながっていくので、興味深く聞くことができました。昨日歩いた道にたくさん咲いていた花も、人の手が加わっていたのだとわかり、秋吉台はやはり人と密接にかかわってきた自然なのだと思いました。プログラムの流れが終わってみてベストだったと感じました。(50才代・女性)