講座5:やまぐちサタデー・カレッジ2016 生と死:哲学的アプローチ







講座の趣旨・目的等 「生と死」という哲学における基本的な課題について、この学問の下位分野にあたる「西洋哲学」「西洋倫理学」「日本思想史」「宗教学」からのアプローチを紹介します。特に宗教学と倫理学における主要な理論・学説、そして『葉隠』の思想、ギリシア哲学の視点から、「生と死」について一緒に考えてみたいと思います。
開催日時 4月23日、5月7日、5月21日、6月4日 土曜日 10:20〜11:50 計4回
開講場所 山口市:吉田キャンパス
講師 ジュマリ・アラム(人文学部・教授)
栗原 剛(人文学部・准教授)
横田 蔵人(人文学部・准教授)
脇條 靖弘(人文学部・教授)
講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
4月23日(土) 10:20〜11:50 生と死:宗教学的アプローチ ジュマリ・アラム
5月7日(土) 生と死:『葉隠』の武士道をめぐって 栗原 剛
5月21日(日) 生と死:倫理的観点から 横田 蔵人
6月4日(土) 生と死:プラトンにおける生と死 脇條 靖弘
申し込み人数 45名
受講生の声


・第2回「葉隠」の武士道、第3回倫理的観点:アリストテレスの幸福論からは身近かな卑近の形での講義で、理解、共感できる部分が多くて、良かったと思う。(70才代以上・男性)

・講座の構成としては面白そうでした。社会学的な宗教的アプローチ,武士道,ソクラテスの倫理,プラトンのパイドロス,と4つの切り口から「生と死」へのアプローチを,という内容だったと思います。当然,受講した私自身がその講座内容からある意味これら4つのテーマを結びつけそこに共通するもの,異なるものを分析し,自分なりに判断すべきでしょう。ただ,出来るならば,更にもう1コマ作って頂いて,この4つのテーマを横断的に解説して頂ける講座を受けたかったと思います。各講師の方々の御配慮には感謝しています。(60才代・男性)