講座15:江戸時代の奥向きと女性






講座の趣旨・目的等 江戸時代の武家社会において、政治や儀礼が行われた表向きと、女性の執務・居住スペースである奥向きは整然と区画されていた。本講座では、興味本位でとりあげられがちな奥向きについて、史料にもとづき明らかにする。まず江戸城大奥から入り、大名家(萩藩毛利家など)やさらには朝廷の奥向きについて紹介し、女性の仕事や生活について述べる。
開催日時 9月10日、9月17日 土曜日 13:00〜16:15 計2回
開講場所 防府市文化福祉会館
講 師 石田 俊(人文学部・講師)
講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
9月10日(土) 13:00〜16:15 表と奥の違いや江戸城大奥について 石田 俊
9月17日(土) 大名家と朝廷の奥について
共 催 防府市教育委員会
申し込み人数 25名
受講生の声 ・学校で習わないことが多かったこと、また手紙の読み取り方についても興味深く面白かった。史料からの人物像が手に取るように浮き出ているのが面白かった。自分が昔の仮名遣いを読み取れたら更に面白いだろうと感じた。(50才代・女性)

・資(史)料の調査(研究)法など興味深い話を聞かせていだいた。 資(史)料に原本写、読みたい。現代語訳が付いていたのが助かった。 講師の方の研究に対する真剣な取り組みがうかがわれた。(60才代・男性)