講座9:小麦栽培から始めるパンづくり(前編)


講座の趣旨・目的等 パンは小麦粉から作ります。強力粉と呼ばれるこの小麦粉は、そのほとんどが外国から輸入された原料をもとに作られます。今、地域でとれた農産物をその地域で食べたい!と思う人が増えてきました。
このような声にこたえて、山口県が奨励するパン用小麦品種「せときらら」を栽培して、その粉でパンを作っていただき、一人でも多くの方に、「せときらら」を知っていただきたいと思います。
開催日時 6月5日(月)、8月23日(水) 10:00〜16:00 計3回
開講場所 山口市:吉田キャンパス
講 師 高橋 肇(大学院創成科学研究科(農学)・教授)
長砂 光治(農学部附属農場)
高田 兼則(農業・食品産業技術総合研究機構西日本農業研究センター)
徳永 豊(スリーヒルズアソシエイツ代表)
講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
6月5日(月) 10:00〜12:00 講義「小麦栽培からパンづくりまでの概要」 高橋 肇
13:00〜15:00 実習「小麦の収穫」 長砂 光治
8月23日(水) 10:00〜12:00 講義「パンづくりの科学」 高田 兼則
13:00〜15:00 実習「パンづくりの実習」(野外で楽しむパンづくり) 徳永 豊
15:00〜16:00 実習「パンづくりの実習」(部屋で楽しむパンづくり) 高橋 肇
申し込み人数 22名
受講生の声 ・パン作りを目的として受講したが国産小麦を作ることが難しいこと、山口県産の小麦があるということがわかり驚いた。今まで気にもとめていなかったが店頭でみかけたら購入してみようと思う。小麦を実際にみたこともなかったし、小麦の種類や性質のことも詳しくきくことができ、おもしろかった。いただいた小麦でまたパンを作ってみたいと思う。(40才代・女性)

・その道を極めていらっしゃる方々に、詳しく教えていただける機会があるという事にとても感動しました。内容の充実した講座でした。また実習内で自由に話せる時間が、先生方の知識をたくさん聞かせていただける時間だったので、本を読んだだけでは得る事のできない内容が多くてとても楽しく学べました!ありがとうございます。(40才代・女性)