講座11:古代米をつくって食べよう


講座の趣旨・目的等 この講座では、現在の米づくりと比較しつつ現在のお米のルーツとされる赤米を、石庖丁など弥生時代に使われていた道具で収穫するなどして、当時の米づくりの一部を実践し、試食します。また、土器づくりや土器を使った調理などにより当時の生活の一部を体験することで、主食として普段何気なく食べているお米の歴史と価値を再認識することを目的とします。
開催日時 6月16日(金)9:00〜12:30、9月26日(火)、11月10日(金)9:00〜12:00 計3回
開講場所 山口市:吉田キャンパス
講 師 田畑 直彦(大学情報機構・助教)
高橋 肇(大学院創成科学研究科(農学)・教授)
五島 淑子(教育学部・教授)
長砂 光治(農学部附属農場)
井上 敬之(農学部附属農場)
講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
6月16日(金) 9:00〜12:30 全体解説
講義「古代米の姿を知る 〜栽培化の進んだ近代品種との違い」
弥生土器について・土器づくりの説明
実習「土器づくり」
高橋 肇
田畑 直彦
長砂 光治
井上 敬之
9月26日(火) 9:00〜12:00 実習「土器焼成]
実習「稲の観察と貝庖丁などによる稲の収穫体験」
※予備日10月3日(火)
長砂 光治
井上 敬之
田畑 直彦
11月10日(金) 9:00〜12:00 講義「古代の食事について」
実習「臼と杵による脱穀・籾すり・火起し・土器による調理」
田畑 直彦
五島 淑子
長砂 光治
井上 敬之
申し込み人数 13名
受講生の声 ・講座内容とっても良かったです。講師の方も、授業内容以上の内容を話していただき、本当に内容の濃い話しをしていただきました。古代米(赤米)とってもおいしかったです。(40才代・女性)

・自然が相手なので、仕方ないことですが、田植えや収穫が予定通りできなかったのは残念でした。土器作りや火起こしなど、貴重な体験ができて楽しかったです。(30才代・女性)