講座11:古代米をつくって食べよう

□講座の趣旨・目的等 この講座では、現在の米づくりと比較しつつ、現在のお米のルーツとされる赤米の田植え体験や、石庖丁など弥生時代に使われていた道具による赤米の収穫体験を行うなどして、古代の米づくりの一部を実践し、試食します。また、土器づくりや土器を使った調理などにより当時の生活の一部を体験することで、主食として普段何気なく食べているお米の歴史と価値を再認識することを目的とします。
なお、講座の第1・2回目(6月8日・10月19日)を「土器づくり・赤米収穫体験コース」(定員10名・受講料4,900円)、第3回目(11月16日)を「赤米試食コース」(定員10名・受講料2,450円)とし、個別のコースでも募集しています。「土器づくり・赤米収穫体験コース」,「赤米試食コース」での受講をご希望の場合は、地域未来創生センター(電話083-933-5059)へお電話にてお申し込みください。
※今回は都合によりプランターで赤米を栽培します。

□開講場所 山口市:吉田キャンパス
□講 師 田畑 直彦(大学情報機構・助教)
五島 淑子(教育学部・教授)
長砂 光治(農学部附属農場)
井上 敬之(農学部附属農場)
□講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
6月8日(土) 9:00〜12:00  全体解説(田畑)
赤米説明(長砂・井上)
実習 田植え体験(長砂・井上)
講義「弥生土器について」(田畑)
実習「土器づくり」(田畑)
田畑 直彦
長砂 光治
井上 敬之
10月19日(土) 実習「貝庖丁などによる稲の収穫体験」(長砂・井上・田畑)
実習「土器焼成」(田畑
長砂 光治
井上 敬之
田畑 直彦
11月16日(土) 講義「古代の食事について」(五島)
実習「臼と杵による脱穀・籾すり・縄ない・火起し・土器による調理」(田畑・長砂・井上・五島
田畑 直彦
五島 淑子
長砂 光治
井上 敬之

□対 象 小学生以上(小中学生は保護者同伴)
□共 催 山口市
□申し込み人数 13名
□受講生の声 ・古代人の人々の暮らしを実感することができ、よかったです。貴重な体験をありがとうございました。(20歳代・女性)

・子ども時代に貴重な体験学習の場を得ることが出来たことは今後の生き方の糧になると思われる。細やかな配慮お世話頂き深謝(保護者代筆)(70歳代・男性)