講座12:名言・格言で学ぶ初めてのラテン語

□講座の趣旨・目的等 古代ローマ人によって使用された言語であるラテン語の文法を,彼らが書き残した名言・格言の読解を通じて学びます。時代の試練を経て現代に伝わるラテン語には,「人生は,もしあなたが使い方を知っていれば,長い。(Vita, si scias uti, longa est.)」のような含蓄に富む名言・格言が数多くあります。こうした名言・格言のいくつかを取り上げ,そこに含まれる基本的な文法事項を中心に解説します。(開講時間数の関係上,初級文法全体を解説するものではありません)
□開講場所 山口市:吉田キャンパス
□講 師 南雲 泰輔(人文学部・講師)
□講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
6月26日(水) 13:00〜14:00   「私は憎み,かつ,愛する(Odi et amo.)」 南雲 泰輔
7月3日(水) 「すべての日は,それ自身の贈り物を持っている
(Omnis habet sua dona dies.)」
7月10日(水) 「間違えることは人間的である
(Errare humanum est.)」
7月17日(水) 「確かな友人は,不確かな状況のなかで見分けられる
(Amicus certus in re incerta cernitur.)」
7月24日(水) 「たくさんではなく,充分に読むべきだといわれている
(Aiunt enim multum legendum esse, non multa.)」
7月31日(水) 「人生は,もしあなたが使い方を知っていれば,長い
(Vita, si scias uti, longa est.)」

□対 象 どなたでも
□共 催 山口市
□申し込み人数 16名
□受講生の声 ・大変興味深く学ばせていただきました。ラテン語は独学で独善的に学んできましたが、初めて通常のやり方で教えていただき満足しました。(70歳代以上・男性)