講座19:あなたを救う地質の知識(土砂災害編)

□講座の趣旨・目的等 災害から身を守るためには、防災用品だけではなく、なぜ災害が起こるのか?についての基礎知識を備えておくことも必要です。本講座では、地震や土砂災害といった地質災害について理学的に解説し、防災に対する自主的な応用力を養います。本編では主に土砂災害の発生と復旧の一般論について学んだのち、実際に土砂災害箇所の復旧状況を見学し、身近なものとして感じてもらいます。
□開講場所 山口市吉田キャンパス(6月3日(月)は防府市内を予定
□講 師 太田 岳洋(大学院創成科学研究科(理学)・准教授)
坂口 有人(大学院創成科学研究科(理学)・教授)
大橋 聖和(大学院創成科学研究科(理学)・講師)
□講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
5月13日(月) 13:00〜15:00   講義:事例から考える土砂災害の発生原因 太田 岳洋
5月20日(月) 講義:土砂災害が危ないところはわかる?
6月3日(月) 13:00〜16:00 土砂災害箇所の地形と復旧方法を見てみよう 太田 岳洋
坂口 有人
大橋 聖和
□対 象 どなたでも
□共 催 山口市
□申し込み人数 29名
□受講生の声 ・多くの資料を用意していただき有難い。最終回は現地での確認ができて良かった。扇状地、砂防ダム、山のズレ…これから地形を見ながらの旅が楽しみだ。身を守るためにも良い勉強をさせてもらった。(60歳代・男性)

・毎年のように災害が起きているので、どういう地形だから起きたのか、何に気をつければ良いのか知りたくて参加しました。立体地図を見ることで、なぜそこで災害が起きたのか良くわかりました。大雨が降っても地質の種類によって崩れるところ崩れないところがあり興味深かったです。(50歳代・女性)