講座23:肺炎は老人の友 誤嚥は肺炎の母: 高齢者肺炎について

□講座の趣旨・目的等 肺炎は日本人の死因3位であり、高齢化に伴い肺炎の死亡者数が年々増加しています。特にインフルエンザ感染後に発症する肺炎は重症化しやすく、なかでも肺炎球菌による肺炎は頻度が高くなっています。肺炎球菌ワクチンによる肺炎予防は有効であり、公費負担が行われています。また肺炎治療では抗生物質が使用されますが、全世界的に耐性菌が問題となっており、抗生物質の適正使用が叫ばれています。本講座では肺炎の種類や標準感染予防策、肺炎球菌ワクチンをはじめとする肺炎の具体的な予防法および抗菌薬の適正な使用法について解説します。
□開講場所 宇部市:小串キャンパス
□講 師 松永 和人(大学院医学系研究科・教授)
枝國 信貴(医学部附属病院・講師)
河口 義隆(医学部附属病院・薬剤師)
谷岡 みゆき(医学部附属病院・看護師長)
□講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
11月30日(土) 14:00〜16:00 高齢者肺炎について(講義・グループワーク) 松永 和人
枝國 信貴
河口 義隆
谷岡 みゆき

□対 象 どなたでも
□共 催 山口市
□申し込み人数 25名
□受講生の声 ・何故手洗いが重要か、マスクの着用の仕方が”こういう着用をする”という行為の意味がよく分かりました。仕事に生かせます。ありがとうございました。(50歳代・女性)

・感染について詳しく説明してもらえ、理解できた。抗菌薬についても自分が病院にかかった時に適切に処方されているか確認していきたいと思う。(50歳代・女性)