講座27:『源氏物語』講読

□講座の趣旨・目的等 平安文学の代表的作品である『源氏物語』を取りあげ、講義します。講座では、光源氏の青春期の物語「帚木」「夕顔」巻、そして文化的円熟を見せる六条院時代の物語である玉鬘十帖の物語から主要な場面を抜粋し、表現に注目しながら、その背景にある貴族社会の政治、文化や信仰などについて解説していきます。
□開講場所 防府市・防府市文化福祉会館
□講 師 森野 正弘(人文学部・教授)
□講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
9月15日(土) 13:00〜14:30 「帚木」巻の講読 森野 正弘
14:45〜16:15 「夕顔」巻の講読
9月22日(土) 13:00〜14:30 玉鬘十帖の講読(1)
14:45〜16:15 玉鬘十帖の講読(2)

□対 象 どなたでも
□共 催 山口市
□申し込み人数 17名
□受講生の声 ・源氏物語を部分的でなく、しっかり全部を読みたいと思っています。古典として、とらえていましたが、講義を受け、文学としてもっと身近なものと思えました。(60歳代・女性)

・20歳の時に学校で購読した「源氏物語」。60余年経た今、なつかしく受講を決めました。古典は自分が古典の中に入って行け、と言われてきましたが、平安時代を現代に引き寄せた購読の仕方に魅力を感じました。時代の進歩を感じます。(70歳代以上・女性)