講座30:人と動物の絆 ―大学に暮らす猫との共生を考える―

□講座の趣旨・目的等 猫は昔から私たちの良きパートナーとしてともに暮らしてきました。しかし、「飼い主のいない猫」が増えてきて、地域住民とのトラブルも発生しています。私たち人間は猫をはじめとする動物から癒し効果という大きな恩恵を受けています。この機会に猫と人間との絆を再認識し、共生するための方法を皆さんとともに考えます。大学構内に暮らしている猫(大学猫)との共生を事例として、具体的な動物管理の取り組みを紹介します。動物愛護について理解を深め、豊かな地域社会とは何かを考える講座です。
□開講場所 山口市:吉田キャンパス
□講 師 度会 雅久(共同獣医学部・教授)
清水 隆(共同獣医学部・准教授)
渡邉 健太(共同獣医学部・助教)

□講座の概要
開講日 開講時間 講義内容 担当講師
10月4日(金) 10:30〜11:30 猫と人間の絆について、「飼い主のいない猫」の現状 度会 雅久
10月11日(金) 山口大学での保護活動の紹介 渡邉 健太
10月18日(金) 大学構内調査とこれからへの課題 清水 隆

□対 象 どなたでも
□共 催 山口市
□申し込み人数 16名
□受講生の声 ・獣医学の先生の講義をうけることなどないと思っていたが、お話も面白く、大変満足。猫が好きで3匹飼っているが、野良猫、地域猫といった社会問題にふれることができて嬉しかった。学生たちの活動にも感心させられた。今まで気づかなかったが、身の回りでTNRのチラシなど目にするようになり、知ることが大切と痛感しました(50歳代・女性)