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「時間学への招待」の開催報告


●本学時間学研究所では「時間」をキーワードにした様々な研究を行っています。本講座では、時間学研究所の教員4名がそれぞれの専門分野をわかりやすく紹介します。「社会の時間」では、社会を構成する人々にとってあるべき時間の姿について、「生物の時間」では人間を含む生物が様々なリズムや時間を持っていること、「時間の哲学」では、そもそも時間とは何か、という根源的な問題を、「宇宙と物理の時間」では天体や原子の性質を利用した時間の作り方を、それぞれ紹介します。
 

●開催日時  6月25日〜7月16日 毎週土曜日 計4回(13:30〜15:00)

●開催場所  山口大学:吉田キャンパス

●講  師    ・辻 正二(時間学研究所長・教授)
          ・明石 真(時間学研究所教授)
          ・藤澤 健太(時間学研究所教授)
          ・青山 拓央(時間学研究所准教授)

★講義概要  

1回目 6月25日 (土)   社会の時間
  (担当講師:辻正二)
2回目 7月2日  (土)   生物の時間
  (担当講師:明石真)
3回目 7月9日  (土)   時間の哲学
  (担当講師:青山拓央)
4回目 7月16日 (土)   宇宙と物理の時間
  (担当講師:藤澤健太)

 ※時間学研究所の設立の意図は、時間という観点から研究者間の交流を図り、新たな学際領域を創造するとともに、その成果の社会的な還元を行なうことにあります。特に本研究所の場合、文理融合による研究成果を目指している点に特色があります。
 詳しくは時間学研究所のホームページをご覧ください。
http://www.rits.yamaguchi-u.ac.jp/index.html




第1回目の講義は、
時間学研究所所長・教授の辻正二先生による
「社会の時間」です。




受講者は59名、
福岡県からの参加者もいました。



第2回目の講義は、
時間学研究所教授の明石真先生による
「生物の時間」です



 頭髪やひげの根元に付着する細胞から
ヒトの体内時計を測定する手法とは?



第3回目の講義は、
時間学研究所准教授の青山拓央先生による
「時間の哲学」です。



 青山先生の講義では、
「そもそも時間とは何か」という
根源的な問題から時間を紐解いていきました。



最終講義は、
時間学研究所教授の藤澤健太先生による
「物理の時間」です。



 受講者からは、
毎回、講義時間をオーバーするぐらいの
いくつもの質問がありました。