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「小麦栽培から始めるパンづくり」1回目の開催報告



●パンは小麦粉から作ります。強力粉と呼ばれるこの小麦粉は、そのほとんどが外国から輸入された原料をもとに作られます。今、地域でとれた農産物をその地域で食べたい!と思う人が増えてきました。このような声にこたえて、西日本で栽培できる小麦品種「ニシノカオリ」が開発されました。一人でも多くの方に、「ニシノカオリ」を栽培して、その粉でパンを作って頂きたいという思いから、この講座を開講いたします。
 今回、6月1日に開催しました第1回目の模様をお知らせいたします。

 

●開催日時  6月1日、8月24日、11月2日 水曜日 計3回 (10:00〜15:00)

●開催場所  山口大学:吉田キャンパス(山口市)、山口県農林総合技術センター

●講  師 ・高橋 肇  (農学部・教授)
        ・長砂 光治(農学部附属農場・技術専門職員)
        ・高田 兼則(農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国
                農業研究センター)
        ・徳永 豊  (スリーヒルズアソシエイツ代表)
        ・中司 祐典(山口県農林総合技術センター)

★ 講義概要

1回目  6月 1日 (水) 〈午前〉 講義 「小麦栽培からパンづくりまでの概要」
(担当講師:高橋肇)
〈午後〉 実習 「小麦の収穫」
(担当講師:長砂光治)

2回目  8月24日 (水) 〈午前〉
講義 「パンづくりの科学」
(担当講師:高田兼則)
〈午後〉
実習 「パンづくりの実習」
(担当講師:徳永豊)


3回目  11月2日 (水) 〈午前〉
講義 「小麦の栽培技術」
(担当講師:中司祐典)
〈午後〉 実習 「小麦の播種」
(担当講師:長砂光治)

●共催 山口県農林総合技術センター



第1回目の講義は、「小麦栽培からパンづくりまでの概要」です。



ニシノカオリは山口県産のパン用小麦です。



午前の講師は、農学部教授の高橋肇先生です。



午前中は農学部の教室で小麦について学びました。



午後の講師は、農学部附属農場技術専門職員の長砂光治先生です。



農学部の農場で栽培された小麦を収穫しました。



足踏み式脱穀機で小麦の脱穀も行いました。



機械での収穫は長砂先生による指導を受けながら実施しました。



最後は、高橋先生の小麦への熱い想いを聞きながら終了しました。



今年はいつになく豊作でした。