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「アジア地域の教育改革を探索する
〜中国、韓国、台湾、シンガポールの教育を探る〜」の開催報告

●近年、アジア地域の経済発展は目覚しく、現在の世界経済を牽引しているといっても過言ではありません。この経済発展をもたらした一つの原因と考えられるのが、アジア地域の教育力の充実による人材育成の成功にあると言われています。そこで今回の講座では、まず最初に、PISAあるいはTIMSSなどの国際学力到達度調査の結果を踏まえて、世界の教育改革の動向とともに、21世紀に求められている学力とは何かを説明しました。その後に、中国、韓国、台湾、シンガポールといった教育熱心な国々の教育制度の特徴や教育改革の動向を説明するとともに、それぞれの国が現在抱えている課題について説明を行いました。そして最後に日本の今後の教育はどのような方向性を持って進んでいったらよいかについて受講者とともに協議を行いました。

●開催日時   6月11日、7月30日(13:00〜15:00)
         7月2日、9日、16日、23日(13:00〜15:30)   計6回
●開催場所   山口大学:吉田キャンパス(山口市)
●講   師   小川 勤  (大学教育センター・教授)

★講義概要

1回目    6月11日     国際学力到達度調査の結果と世界の教育改革の動向

2回目    7月 2日     韓国の教育制度と教育改革の動向 〜skyを目指せ〜

3回目    7月 9日     台湾の教育制度と高度に高学歴化する教育

4回目    7月16日     中国の教育制度と教育改革および教育の地域格差の課題

5回目    7月23日     能力別選抜制度のシンガポールにおける教育改革の現状

6回目    7月30日     21世紀の日本の教育の方向性




大学教育センター教授の小川 勤先生の講座です。

 



 6回の講義で、アジア地域の教育改革と
人材育成についてじっくりと学びました。



シンガポール、韓国、中国、台湾、
そして、日本の教育改革を比較しました。