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「プロの技術で挑む小麦栽培から始める地産地消のパンづくり」の開催報告



●内容
 日本のパンは、今や外国のどのパンにも負けないほど美味しいものとなりました。こうしたパンは、最高級品質の小麦を海外から輸入し、日本の製粉会社、製パン業者の最高の技術を用いることで、できあがります。近年、パンにおいても「地域でとれる農産物をその地域で食べよう」という「地産地消」が消費者から求められるようになってきました。そこで山口県でも、今、生産農家、製粉業者、製パン業者が、山口県の奨励品種ニシノカオリの小麦粉「西香(ニシノカオリ)」を使った地産地消のパンをつくろうと努力を続けています。本講座では、皆さんといっしょに,西香(ニシノカオリ)を使った地産地消型パンにとりくむそれぞれのプロの技術の粋を学び,地産地消の小麦粉を県内の消費者に広く使ってもらうための戦略を考えました。
 

●開催日時 6月29日水曜日(10:00〜15:00)

●開催場所  道の駅きららあじす

●講   師  ・高橋 肇(農学部・教授)
         ・松澤 智彦(太陽製粉株式会社)
         ・末成 秀一朗(創作ベーカリー秀「Shu」店長)

●協力:山口農林事務所、やまぐちの農水産物需要拡大協議会

★講義概要 

6月29日 (水)  10時00分〜12時00分 講義 「小麦粉の製粉技術」
(担当講師:松澤智彦)
          12時00分〜14時00分 講演 「ニシノカオリの製パン技術」
(担当講師:末成秀一朗)
          14時00分〜15時00分 ワークショップ 
「市民が山口県産100%小麦粉を使うためには」
(担当講師:高橋肇)



はじめに、高橋肇教授(農学部)から、この
講座の目的等についてお話がありました



小麦栽培からパンづくりまでには複雑な行程があり、それぞれが専門に特化しています



次に松澤智彦先生の講演がありました



講演内容は「小麦粉の製粉技術」です



末成秀一朗先生からは「ニシノカオリの製パン技術」についてお話がありました



昼食は創作ベーカリー秀のパンと道の駅きららあじすのレストラン「倭寇」のこだわりの
おかずでした



ワークショップの様子



テーマは「市民が山口県産100%小麦粉を使うためには」です