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「香りを科学する」の開催報告


 

●内容
  人間を含めた地球上のすべてのいのちは、匂いとつながっていることが明らかになろうとしています。ここでは、私たちにとって大切な生物多様性を守っている生態系匂い物質、心と体に働きかける嗜好品の香りの健康への功罪、および暮らしにおける香りの有効性、利用法、取扱の注意点など身の回りの話題について、ビギナーをはじめアドバンスド・クラスの受講者にも分かり易く・納得のいく講義をしました。香りの秘かな力をともに学び、暮らしをより豊かにしましょう。
※本講座は,本学研究推進体「生物活性揮発成分の科学」の活動で得た,最先端の研究内容をみなさまに分かりやすく解説しました。

●開催日時  9月3日〜9月24日 毎週土曜日 計4回(13:00〜15:00)

●開催場所  山口大学:吉田キャンパス(山口市)

●講師  ・梶原 忠彦(山口大学名誉教授)
      ・松井 健二(大学院医学系研究科・教授)
      ・青島  均(大学院医学系研究科・教授)
      ・赤壁 善彦(農学部・准教授)

★講義概要 

1回目   9月3日 「エコロジカルボラタイル」生態系を紡ぐ匂い物質
(担当講師:松井 健二)

2回目  9月10日 香りのミニ基礎知識とトピックス
(担当講師:梶原 忠彦)

3回目  9月17日 嗜好品の香りと健康
(担当講師:青島 均)

4回目  9月24日 暮らしと香り(体験学習)
(担当講師:赤壁 善彦)

 



初回の講義は“「エコロジカルボラタイル」
生態系を紡ぐ匂い物質”です



「食育」に続いて「嗅育」を提唱する
松井健二教授(農学部)



熱心な受講生たち



実際に匂いを嗅いでみました



2回目の講義は「香りのミニ基礎知識と
トピックス」です



梶原忠彦名誉教授



シロアリの女王フェロモンについて



ハチを例に挙げて説明