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1-405
日本語文学とは何か? 移民、難民、亡命、ディアスポラ、引き揚げなどの観点から探りましょう。

国際総合科学部 国際総合科学科 准教授 藤原 まみ 国語、文学

国文学や日本文学という従来の枠組みではとりこぼされていた日本語文学について考えてみましょう。グローバル社会という言葉が流行する以前から人々は移民や難民として、あるいは、亡命、ディアスポラ、引き揚げ、留学などの為に、移動してきました。例えば、19世紀末から20世紀初頭にかけて、山口県からは多くの方々が、北米、ハワイ、南米、東アジア諸国へと移住しています。そして、今後、様々な人が山口県を訪れるでしょう。また、世界の難民問題は解決の糸口がつかないままに複雑化しています。文学・芸術作品は諸問題への簡単な解決方法は呈示しません。けれども、様々な文学・芸術作品には、山口県の文化史や未来を考えるヒントが織り込められているのではないでしょうか。まずは、一緒に、人の移動について語られている作品を読みながら、日本語文学の可能性について触れてみましょう。(備考:Power Point 使用可能が望ましい)(対象:高等学校)
 

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