出前講義:講義詳細
● 応用科学※印について、今年度の出前講義のお申し込み受付は終了しました。 応用科学の全部を見る (特定の授業項目を見るには再び一覧から任意の番号をクリックしてください) 4-321 | 光るプラスチック 〜導電性高分子から有機ELまで〜
大学院創成科学研究科(工学) 応用化学分野 教授 鬼村 謙二郎 化学
化学反応のエネルギーを光に変えることをケミカルルミネッセンスと呼びます。また昔はテレビと言えばブラウン管でしたが、今では液晶テレビが主流です。次世代テレビとして『有機ELテレビ』が有ります。この有機EL(エレクトロルミネッセンス)とは有機化合物に電気を流すと光る物質です。普通、有機化合物や高分子は電気を通さない絶縁体ですが、結合の種類を変えたり、添加剤を加えることで電子が動きやすくなり電気が流れる導電性高分子になります。講義では導電性高分子を組み合わせて電気を流すと光る有機ELの原理を学び、ITやエレクトロニクスの未来を予想します。希望に応じて簡単な体験実験も可能です。
小学校高学年、中学生については授業の進捗状況に合わせて対応します。(備考:プロジェクター、スクリーン要。小学生高学年以上対象。)(対象:小学校、中学校、高等学校) |
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